在宅介護の継続
頑張って在宅介護をしているけれど、「たまにはゆっくり休みたい」「自分の時間が欲しい」
でも一人にはできない。
在宅の介護ではこうした悩みとジレンマを抱えている方が多くいらっしゃると思います。
子育てと違ってゴールが見えないことから、介護のことを「マラソン」と表現されることもあります。
『在宅介護』と一言で言ってもその中には「介護をされる人」「介護をする人」の2つの立ち位置があり、そのバランスを健全に保つことが在宅の継続に繋がります。
たまには休みたい
介護されるご家族が急な用事(冠婚葬祭、出張、体調不良)で対応が出来ない状況が発生したり、また毎日行う介護で疲弊して休息を取りたい場合、どうしたら良いか悩まれると思います。
介護保険制度にはこれらの問題に対応する「ショートステイ(短期入所介護)」というサービスが存在します。
在宅介護を続けていくには対応困難時の安全確保の他、介護者の休息機会を適宜持つことが重要です。
「休む」ことは悪いことではありません。
ご利用の方がこれからも住み慣れた家で生活をしていくのに、介護者の休息は今後の力となるはずです。
どこに相談をすればいいの?
一時的に介護が行えない状況となった場合、担当されているケアマネージャーに相談されることが解決するうえで一番の近道です。ケアマネージャーは地域に所在する福祉施設の情報に精通した専門職であると共に、ご本人の状態や環境、これまでの経過を把握していますので条件に近い施設を紹介してくれます。
ホテルと同様、空室・満室の状況の確認も必要でありますから、リピートされる場合には先々の予定を立てていくと更に利用しやすくなります。
ショートステイの特徴
【ご利用されるタイミング】
介護する側の状況
・遠方の親戚に不幸があった
・友人から旅行の誘いを受けている
・子供の結婚式を控えている
・少し介護から離れて休息を取りたい
など
介護される側の状況
・退院直後でしばらく静養したい
・病院から退院の話を受けているが、行き場が決まっていない
・介護する家族を休ませてあげたい
など
介護する人だけでなく、利用されるご本人にとっても有効なサービスと言えます。
【申し込みからご利用まで】
1. 担当のケアマネージャーに相談 目的、時期、期間などの希望を伝え、意向に沿った事業者を紹介して貰いましょう。
2. 申し込み 利用の意志が固まったらケアマネージャーを通し空室状況、受入れの可否を確認してもらいましょう。
3. 調査 事業者がご利用者の状態を確認し、対応可能かの判断をします。
4. 契約・利用開始
【当法人が運営する特別養護老人ホーム】
・特別養護老人ホーム 大石原苑
〒989-3204 仙台市青葉区南吉成7-14-1
℡022-719-1717
・地域密着型特別養護老人ホーム サテライト大石原苑
〒981-0945 仙台市青葉区荒巻字仁田谷地1-1
℡022-719-1816
・特別養護老人ホーム 青葉ふるさと村
〒989-3204 仙台市青葉区南吉成6-6-8
℡022-725-6530
・介護老人福祉施設 泉ふるさと村
〒981-3111 仙台市泉区松森字岡本前27
℡022-771-8085
詳しくは社会福祉法人 大石ケ原会ホームページをご覧ください。
Oishigaharakai.or.jp