在宅介護の継続
頑張って在宅介護を続けてきたけれど、介護をしているご家族もお歳を召したり、また仕事をしていたり。「介護は続けていきたいけれど・・」と思っていても、限界を迎えることは多々あります。
無理して介護を続けることで、介護する側が「介護される側」になる問題も昨今の超高齢化社会においては珍しくない課題となっています。とりわけ核家族化した現代では、家族による介護の「継続」は難しい状況になっているのが現実です。
限界を感じた時
介護保険サービスには訪問介護、通所介護、福祉用具貸与等の様々な種類のサービスがあります。
在宅で介護を行うには、これら「在宅」のサービスをご本人の状態や環境に合わせて駆使するのが一般的ですが、時と共に状態が変化したり、家庭環境も変わることも当然起こりうることです。
在宅介護を続けることに限界を感じた場合、ご本人・ご家族の今後の生活の在り方に「施設入所」も視野に検討されることも必要かと思われます。
どこに相談をすればいいの?
担当の居宅介護支援事業所のケアマネージャーに相談することが情報を得るうえで一番の近道です。
ケアマネージャーは地域に所在する福祉施設の情報に精通した専門職であると共に、ご本人の状態や環境、これまでの経過を把握していますので条件に近い施設を紹介してくれます。
また昨今はインターネットによる情報収集も有用ではありますが、古くなった情報や間違った情報も混在していますので、参考程度とされることをお勧めします。
他、行政機関(自治体の介護保険窓口)でもお住まいの地域の特別養護老人ホームに関して、説明を聞くことができますのでご活用ください。
特別養護老人ホームの特徴
【終の住み家】の役割も担う公的施設
特別養護老人ホームは、社会福祉法人が運営する介護施設のひとつで「低価格」で充実したサービスが受けられます。入居すると基本的には最期まで入居し続けられるのもご利用者様、ご家族様にとって心強いものになっています。
しかし、多くの方が入居を希望されていることに加え、介護保険制度の改定により「入居の要件」が厳しくなったこともあり、入居までの待機期間が長いという現実もあります。
【特別養護老人ホームの種類】
・広域型特別養護老人ホーム
入居定員が30名以上の特養で、日本全国どこに住んでいても申し込みが可能です。
・地域密着型特別養護老人ホーム
『サテライト型』広域型特別養護老人ホームを本体として近くの別の場所に設置される定員30名未満の特養。
『単独型』通常の特養と同等の設備や介護サービスを提供する小規模形態の施設。
※地域密着型特別養護老人ホームは、原則として施設が所在している地域に居住している方のみが申し込み出来ます。
【当法人が運営する特別養護老人ホーム】
・特別養護老人ホーム 大石原苑
〒989-3204 仙台市青葉区南吉成7-14-1
℡022-719-1717
・地域密着型特別養護老人ホーム サテライト大石原苑
〒981-0945 仙台市青葉区荒巻字仁田谷地1-1
℡022-719-1816
・特別養護老人ホーム 青葉ふるさと村
〒989-3204 仙台市青葉区南吉成6-6-8
℡022-725-6530
・介護老人福祉施設 泉ふるさと村
〒981-3111 仙台市泉区松森字岡本前27
℡022-771-8085
詳しくは社会福祉法人 大石ケ原会ホームページをご覧ください。
Oishigaharakai.or.jp